あぁ～superfly～
言葉は抽象度が低いと過去ブログに書いた。実際、どんなに言葉を重ねても、いや、重ねれば重ねるほど思いなど伝わらなくなるもどかしさを感じることがあるものだ。
そして、言葉はたった一つのたった一文字のニュアンスの読み違えで、、、いや、読み違えなんかしなくても全く逆の意味に伝わってしまうことすらある。
過去ブログ:「また会える日まで。未来を見つめて。」
このブログを書いたことで、僕の思いが届いたかなと実感する出来事がありました。
言葉に意味なんかないのだ。”馬鹿”という言葉に意味なんかないのだ。極端というか、分かりやすい例をとれば、、、その証拠に、”馬鹿”という言葉は、”愛している”ということまで意味することもある。愛する二人には、言葉などどうでもよいのだ。（愛する二人にはという設定は不要だが）そして、同じ二人の間でも、シチュエーションが変われば”馬鹿”という同じ言葉が修羅場を招くかもしれない。
世界で一番短い”電報”という話をご存じだろうか。
この話を聞くたびに、涙がでてしまうくらいの感動を覚えるのだが、、、
南極にあった日本の基地”昭和基地”の隊員へ、東北地方に住む奥様からの電報だ。
web検索で見つけたので引用してお伝えします。
（引用開始）
有名な世界一短いラブレター
南極探検隊の昭和基地第１次南極越冬隊でのエピソードです。
昭和47年元日、隊員に家族からの電報が届けられ、和気藹々、喜びのなか、ひとりひとりが自分に宛てられた電報を読んで披露しました。
ある隊員の番になり、新婚の奥さんからの電報を読もうとしました。
ところが隊員は声にならず嗚咽（おえつ。むせび泣きの声）がもれてきました。周囲では訃報でもあったのかとざわめきました。
電文にはたった一言、「アナタ」と書いてあったのです。
多くの文字を打つことができない。でも伝えたいことはつきない。
そこで「アナタ」とだけいれた、胸つまるラブレター とのこと。
（引用終了）
superflyという人気の女性アーティストの「あぁ」というタイトルの歌をご紹介します。名曲です。ざわめく心の中を隠し、一人きりで、言葉にならない想いを溜息で遠くで吹き飛ばすという歌です。
この楽曲の歌詞の象徴的な部分は、「どうして辛いことほど言葉に出来ないのだろう」などの、言葉の歌詞のあとに、「ああああぁ～ああーあーあぁ～、ああああぁーああーあーあーあああぁ～」という部分が続く。
しかも、歌詞が「あぁ」しかないバージョンもあるので、今日はそれをお伝えします。
不思議と伝わってくる。
気功の定義は”共感覚による内部表現の書き換え”です。昨日から、みなさんにカラオケが上達する「スーパーボイス」のバージョンアップのためのアーティストの臨場感へのアクセスの旅（？）にお付き合いをいただいています。
でも、今改めて僕が気が付いたのは、歌も抽象度を上げていくと音楽であり、音であり、振動であったり、伝達手段であったり、現象であったり（概念は包摂半順序集合なので抽象度の束で並べても順番は厳密なものではありません）、、、、、そして、空（くう）まで行くのでしょうが、、、。
歌は、強烈は内部表現の書き換えができるということです。
だから、歌を歌う人達は、どんどんと抽象度を高くしていくことが大事ですね。すなわちそれは、早く歌手にとって歌を歌う技術なんて単なる道具だということに気がつくことですよね。では、もっと抽象度の高いところで、自分は何をしたいのかしているのかということ。そして、伝えることを追い求めること伝えたいことを、本当に心から伝えたいことを見つけて伝えていくこと。
だから、歌手であるなんていうことは、本当はどうでもいいことかもしれない。抽象度の低いところでは何をやっていてもいいのかもしれない。
だから、表現したい人はギターでもいいし、画家でもいいし、、、
ここで、説明を省いて一足飛びに教の結論に行くが、、、本人にとって大事なことは、自由に決めること。
自分で決めることなんですね。
自分で決めるから楽しいのですね。（結果が上手くいったからよくて、結果がダメならだめなのではないのですね。）
自分で決めていないことは、上手くいったから何だっていうのでしょう？自分で決めたものであれば、どんな結果でもそれはいい結果なのです。何度も何度も、思考シミュレーションをしてみてください。人生のシミュレーションは頭のなかで慣れれば数秒です。
抽象度を上げて、人生のシミュレーションを楽しんでみましょう。たくさんの自分のたのしい人生をシミュレーションしましょう。そして、その人生全てのLUBをとっていってください。
素晴らしいことに気が付きますよね。
「スーパーボイス」という枠には収まらなくなりそうです。この気功技術。気功の本質そのものになりそうです。楽しいですねー。好きなことやっているって。
、、、で今日はsuperflyさんの「あぁ」です。

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