「うたうこと」より、気功技術「スーパーボイス」のシンプル取り扱い説明です。
youtubeにアップしてある僕の歌を聴いたあとでどれだけ説得力があるかという問題はさておき、フレデリックフースラーの威を借りて、スーパーボイスの取り扱い説明にはいります。
*コツは決して喉に力を入れないこと。
*高い音は息の量を少なくすることです。
絞って出すのはダメ。決して力まない。いわゆる最初は芯のない裏声でも大丈夫です。声唇くん(せいしん)という声帯の中心となる筋肉から力を抜くと、一見(聞?)使いものにならないような芯とか支えのないようなふにゃふにゃの裏声になりますが、ここからはじめていいのです。まずは、声唇(せいしん)から力を抜くことも覚えてくださいね。どんな形にもなるのですよ。
声唇くん。これを覚えておいてくださいね。声帯の筋肉です。力入れすぎないように。
これから今週ブログもアップして行きますよ。
*呼吸法は忘れること
腹式呼吸などは、緊張するためののろいに近いです。息は花の匂いを軽く吸うイメージでほとんど意識しない。
うたうことに、実は、息の量つまり肺活量は必要ありません。高い声はほんの少しの吐く息でも十分です。声帯は正門を通る息によってのみ振動するのではなく、自発的に振動します。
以上
フレデリックフースラー『うたううこと』より
あと、声帯はゼリーのような弾力性のある潤ったプルプルの質感の二本の筋肉だとイメージして下さい。
微妙にカのなくようなハミングを、筋肉に力を入れないで(決して疲れさせないで)やること。
イヤホンで曲を鳴らしながらこのハミングをして下さい。そのハミングも、高い音のところで、絶対、頑張らない。ゼリー状の声帯を感じて、そのゼリーとゼリーの表面を微妙にあわせて、でも同時に力を抜いて高温の蚊のなくおと”プーン”っていうか細い音を出すのです。そのとき、筋肉は少しでも疲れさせない。
疲れたら喉に手の平を当てます。温めると同時に筋肉を気功により修復させます。
グッドラック!
まさうたうこと 発声器官の肉体的特質―歌声のひみつを解くかぎ/フレデリック フースラー
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僕自身もアーティストの卵を育てるときに、生体のストレッチとしてズー音という声帯をふるわせる技術を練習させます。「ブーン」というのはそれかなって思います。是非、東京で講座を。
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>四ツ谷のバレリーナ専門気功整体院「まといのば」さん
全ての勘どころは『まといのば』での学びからです。ストレッチを禁止するバレエスタジオの存在とそのからくりを考えた結果導かれたのがこの高い蚊の鳴くような『ブーン音』です。芯のない笹笛のような音です。
ある意味で、僕なりの『がんばらない』ダイエットと通じる肝(苫米地プリンシプルエッセンス)の部分です。
ミュージカルのCatのMemoryをYouTubeで鑑賞していた時に急に腑に落ちて閃きました。
ああ、呼吸法じゃないって!フースラーはスゴイんだって(笑)
高い音程や大きな音を出すのを担保しているのは呼気の量じゃないって
説明しているのにやはり見えていなかったのです。
やはり『IQ』ですね。