気の球が出来たらどうすれば良いですか?
身体療法士高田大です。
気功教室でのご質問「手がぴりぴり、びりびりと気を感じるようになりました。気の球ができるようになったのですが、それをどうすればいいでしょうか?」
気功とは「共感覚による内部表現の書き換え」です。
共感覚の説明をします。視覚・聴覚・触角・臭覚・味覚の五感と言語という入出力チャンネルのことをモーダルチャンネルと読んでいます。
この6つの感覚のうち、複数の感覚によって、内部表現を感じるわけです。
また、正確にはこれらの感覚に入らないもっと抽象度の高い”気感””雰囲気”などとしか表わせないような感覚もたくさん入っています。
同時に、これら五感の範囲内の情報ですが、普段意識に上がらないような微弱な情報であっても、例えばフェロモンの匂いをかぎわけるように意識に上がらない高感度センサーが人間には無数に付いていると言われています。
内部表現とはなんでしょうか?内部表現というのは、あなたの脳に記述されていること全てです。これは、あなたの宇宙です。ちなみに、内部表現という言葉はありますが、外部表現という概念はありません。
なぜなら、記憶から感覚から全ての事はあなたの脳内に収まっていますよね。内部表現の中に、あなたの宇宙全てが入っているのです。
すなわち、内部表現とは一人一人の宇宙(人生と置き換えてもいいかもしれません)であり、心であり、すなわちそれが脳なのです。
内部表現を書き換えるとは、脳内に記述されている情報を書き換えるということです。解釈を変えることも書き換えでしょうし、情報そのものを書き換えてしまうということもあります。
つまり共感覚による内部表現の書き換えとは、もっと簡単に説明すると、『相手の気という情報をもやもやとかぴりぴりとか言葉にできないような感覚も含めて感じとり、その情報を変化(改善)させていく。』ということです。
気功による、相手の臨場感へのアクセスとは、あくびなどと同じ様な同調現象なのです。
そこで、ご質問の出来た気の球をどうすればよいかですが^^(ここまで、長かったですね。)
気にイメージを書きこんで下さい。(元気になあれ―^^)でも結構です。(リラーックスー^^)でもOKですね。
その手や気の球を相手にそっとむけて飛ばしてあげて下さい。(相手に了承をとってくださいね)
視覚で気の球が見える人は、その気の球に色をつけてあげて相手を包み込むように操作をしてあげて下さい。
セルフヒーリングもその要領でよいです。
気功にやり方の決まった事はありません。決めているのは人間です。^^
力を抜いて、リラックスしながら、気功を楽しんでくださいね。
まさ