『ヤバイ経済学』を読み始めました。400万部の大ベストセラー（だそう）である。
強烈に面白そうです。ヤバイです。なんで知らなかったんだろう。著者は40歳未満でアメリカで最もすぐれた経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク・メダルを受賞（2003年）したスティーヴン（・Ｄ・レヴィット）と全米ベストセラー作家であるＮＹ在住のジャーナリストスティーヴン（・Ｊ・ダブナー）の2人。
2人のスティーヴンは、本稿でリンクしているyoutube動画にも出ているので、読まれる方はそのまえに著者の臨場感を感じてから読むとよいと思います。
ヤバい経済学 [増補改訂版]/スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー

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一緒に買うなら、これ。（無関係ですが。）
ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方 (PHP文庫)/苫米地 英人

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恥ずかしながら知らなかった。（ちなみに日本人は恥という言葉に反応するように洗脳されている。恥ずかしくない行動をとることとは、評価対象は自分にないということ。今すぐ、恥ずかしいという村社会魂を自覚すること。意識に上げるだけでリアリティは途端に揺らいでいきます。）
僕たちは、お金が全てであると洗脳されている。
全く逆に、大切なものはプライスレスと『クレジットカード会社』のＣＭが教えてくれる。
そして、それは同時にお金が全てじゃないとも教えられている。
また、お金が全てではないが、大事なものであるとも教えられている。
『潜在意識にとっては否定形は関係ない』という言葉を心理学等々で聞いたことがあるかもしれない。（潜在意識というモデルは古い心理学のモデルなのだが、脳はと言い換えるべきか）
つまり、『全て』であろうが、『無価値・無関係』と言おうが、『全てではない』と微妙な言い回しをしようが、『どう』あろうが、お金が中心の社会なのだ。
それが、金融資本主義の社会である。
もちろん、それ以外の様々な現象をインセンティブという切り口で興味深く斬り込んでいる。
さて、この本はインセンティブに関する本である。
そして、抽象度を上げれば脱洗脳の本である。
自由に物事を見ることができること。＝常に批判的な態度で見ることが出来ること。これは、すなわち抽象度をあげてスコトーマを外すということに他ならないのである。
世の中の、ほとんどのことがあなたが思っていることとは違った理屈で動いているということが分かるだけでも読む価値がある本です。（もちろん、あなた自身ですら！）

『自由に疑問を抱けるような環境を人々に与えている。』と2人の著者は言っている。
中学生以上の全ての日本人に進めたい。（とりあえず、邦訳版は、日本語で書かれているので。日本人以外は原書でお読み下さい。）
中学生以上（少し厚い本なので、、、小学生でも読めますが。）、そして子育て中のあなたに呼んでもらいたいです。
特に、第5章第6章の完璧な子育てとは？ー子供に学校でうまくやらせるには：８つの効くもの、8つの効かないものという見出しのパートは面白い。とにかく、抽象度高く見ることが出来るだけで冷静で客観的になれる。
一番よいのは、親たち向けに章立てされているこの章を子供である、成績を上げたい本人が読んで、まさに自分自身あなた自身とあなたの親との関係というゲシュタルト抽象度から飛び上がって、高い抽象度であなたの未来のゴールに関係のある考え方、見方を獲得することであると思います。
そして、あなた自身が抽象度を上げてこの文章を解釈すれば、子供の成績の上げ方ということは、あなた自身のＩＱの上げ方に他ならず、このブログで再三に亘って上げているＩＱ＝アンチエイジング＝脱力という部分とつながってきますよね。
まさ
超ヤバい経済学/スティーヴン・Ｄ・レヴィット

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