競争という檻に入ってしまう私たち、ハイパーラポールをとりたい経営者たち

沢山のダイエットのためのセミナーや商品、そして気功技術が溢れている。もちろん、僕もその一つなのだが。
完全に全てが無料でなければ、ビジネス目的、お金が目的である。それがプロフェッショナルである。そして、マーケット(市場)には自社とお客さんと、ライバルしかいない。と言ったのは、確か伝説のカリスマコンサルタントの故・一倉定氏の言葉だったと思う。
しかし、マーケティングなるものを学びだすと、僕らは市場をアプリオリとしてしまい、業界という言葉をアプリオリとしてしまい、、、彼らのバイブルを読み、信者となってしまう。僕もその1人であったことは言うまでもないのだが。
しかも、ビジネスを目的としたコンサルタントなどのグループはまさに「儲ければよい」だけなので、わかりやすいが一緒に過ごすだけでとても疲れる。
そして、気がつくと『マーケティング市場』ともいうべき、マーケティングを売る市場にどっぷりはまってしまっている。
常に、市場をいくつものレイヤーで出来ている情報空間ととらえて市場は変化しているという臨場感が必要なのです。
市場は変化しているというのは、市場の中が毎日変化しているだけではなく、市場を構成する構成要素そのもの、従って全てのものが代謝する生命体のように変化しているのだと考える必要がある。
LUBをとってみたり、ある1人の具体的なユーザーを対象に想定するなど沢山の笑える(失礼)すら、我々を対象とした「商品」なのだということに気がつくことである。
その抽象度に上がらないと、彼らが用意をしてくれた「ナントカマーケティング」という名前の檻に自らが入ってしまうのだ。
それから経営者は、まずは大乗精神を理解すること。そして、現在の臨場感から未来の臨場感へと切り替えた上で、足に地をつけて経営をするのです。
経営者は「君主論」とか「論語」などにスグ飛びつくのですが、それは支配というピラミッドを構築するためでしょうが、圧倒的に古いモデルなのです。
そのあたりを踏まえずにハイパーラポールをむやみに勉強をしたり使おうとするのは、危険なのです。
誤解をおそれずに言えば、ハイパーラポールが使える人は、既に使えている人です。ハイパーラポールとは全人格で行うものです。特に会社という組織においては、ほとんどの経営者は3日で従業員にほとんど全てを見透かされています。しかし、経営者の側からはそれが見えていない人がほとんどなのです。
経営者は、なにを目的としているのかというその先のゴールの視点を見失わないことが重要なのです。そして、自我のモデルのように、自社などないという意識も重要になってくるのです。
社内でハイパーラポールがとれたら、会社が上手くいくなどというのは80年代半ばまでの幻想です。予定調和の時代などとっくに終わっています。というよりも、予定調和の時代という幻想から目を覚まして下さい。
近視眼的に社内を見下ろして、ハイパーラポールなどと言っている場合ではないのです。
では、なんでしょうか?
会社の外を見ることです。少なくとも、マーケットを見ることです。そして、マーケットというレイヤーを超えて俯瞰することです。
何よりもまず、あなたがしたいことをその視点で見つめることです。
まさ

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です