気功における好転反応とは何でしょうか?
気功では、好転反応という言葉をよく使います。
好転反応とは、東洋医学の用語です。
気功を受けると、身体は深く脱力をします。この時に、体だけではなく心も深くリラックスをした状態になります。
緊張して、拘縮して(固まって)いた筋肉はほぐれる傾向にあります。
すると、血管やリンパも弛緩して(ゆるんで)きます。すなわち循環機能がとてもよい状態になります。
循環がよくなれば、例えば白血球の働きなどの効率が良くなり、治癒が起こります。気功とは、いわば脱力(リラックス)によって本来の体の機能を回復させることと言えます。
リラックス出来るということは、交感神経から副交感神経優位になるということです。
そこで、例えば下痢(僕はデトックスと表現をソフトにいいますが)、各所の痛み、筋肉や関節の炎症や頭痛などの症状が出てきますが、これは治癒反応の結果なのです。
つまり、好転反応とは治癒が進むことで、一時的に症状が悪化する現象です。
腸の本来の働きは、消化・吸収・排泄です。しかし、往々にして緊張したり、体が弱っている時は便秘になりがちです。便秘はよくない状態です。
しかし、リラックスして副交感神経が優位になると、腸は仕事をし始めるのです。
それが、軟便や下痢です。ほとんどの好転反応はこのデトックスが多いです。
好転反応は、普通は半日、長くても2-3日で治まります。
ポイントは好転反応は知識をしっかりともって(このBlog記事の内容の理解で十分です。)、むしろ喜んで迎えてください。
それが、さらなる治癒反応を阻害しないために必要です。
まさワークス 高田大