「丹田」に気が流れると、どの様に良いのでしょうか?

丹田やチャクラとは、情報空間に存在する伝統的な身体エネルギーのスポットです。
基本的には、どちらも情報です。
情報ということは、ここでは意識(又は無意識)です。
丹田は3つあります。上丹田・中丹田・下丹田です。
チャクラは一般的に7つが代表的です。
気功(道教)の丹田と、ヨガ(バラモン教)のチャクラは、どちらも抽象度を上げると同じものです。
つまり、意識(無意識)であり、情報です。
チャクラは7つと言いましたが、実は無数に存在しています。
全身にチャクラは存在しています。
この辺の詳しいお話は、教室やセミナー等でお話しをしています。
さて、ご質問は、「下丹田に気が流れると、どのように良いのでしょうか?」でした。
良い質問です。質問とはゴールのことです。
良い質問はよい結果を導きます。
下丹田とは、一番ポピュラーで、臍下(せいか)丹田とも呼ばれることがあります。
丹田の位置は、昔から下腹部の中心、臍(へそ)の下三寸にあると言われてきました。
しかし、前述したように丹田とは、物理的に実体のあるものではありません。
そこにあるのは、小腸・大腸・子宮です。
つまり、丹田とは意識(無意識)なのです。意識とは情報です。
そして、丹田に気を流す、満たす作業は丹田という身体意識を作るということなのです。
身体意識としての丹田(丹田に限らず、体中の身体意識)が出来上がると、そのまわりが使いやすくなるということです。
ある場所に、常時意識が存在していると、必要な時にすぐに使えるアクティベート(活性化)された状態にあるのです。
この下丹田のまわりにある筋肉とは、腸腰筋というインナーマッスルになります。
腸腰筋は、簡単に説明すると上半身と下半身をつなぐ最も強力で重要な働きをする「股関節」と、体幹の中心である「腰椎と胸椎」につながっています。
表面にある筋肉には意識があっても、一般の人でこの腸腰筋に意識がある人はほとんどいません。
腸腰筋は体幹の中心につながっているので、全身の重心のすぐそばにあります。
つまり、重心を中心にした動きをしやすいということになります。
そして、この腸腰筋は上は、横隔膜に繋がりゆったりとした呼吸と関連しています。これは、精神的安定とも繋がります。
下は、股関節をはさんで、ハムストリングス(太ももの後ろ)と拮抗筋の関係にあります。
また、横隔膜の活性化は内臓のマッサージにもつながってきます。
特徴として「重性」と表現される下丹田ができると、
腸腰筋が活性化する
ー横隔膜が活性化する
ー深くてゆっくりとした呼吸が促進される
自律神経がコントロールできる。
こういうメリットがあると言えます。
また、『まさワークス』の気功教室や(有料)遠隔セッションで働き掛けている「下丹田」という気功技術はとても強力なものです。
時に、強烈なデトックスとりわけ急激な変化の場合は一気にお腹が下ります。これは、好転反応のひとつで喜ばしいことです。
単純に気を流すというただただ漠然としたものではありません。
その働きかけは、精緻に開発されプログラミングされています。
腸を始め内臓の筋肉へのリラクゼーションはもとより、腸内細菌フローラのゲシュタルトにも働きかけを行うものです。
先日、木曜の気功講座で、終了後に気功技術「下丹田」をかけ忘れてしまい、参加者全員へ遠隔で「下丹田」を送りました。
参加者のうちの一人は、2日後の日曜日のショッピングの最中に、急に「デトックス」をもよおして(笑)トイレにかけこんで事なきを得たそうですが、、、『普段はお腹をこわすことなんてないのに、、、。』と少々不思議顔でしたが、好転反応と知って、安心して笑顔に戻られていました。
このデトックスは、ギャップが大きいほど強烈かつ長くつづきます。長い人は1週間もつづくそうです。
これは、腸が急速に、修復を行っているということなのです。腸は弱ってしまうと本来の働きができず、食べ物を消化・吸収・排出が思うようにできなくなり便秘になります。
この状態から一気に回復に向かうときは、腸は思い切り元気よく働き、不要なものは一気にそして、徹底的に排出しようとするのです。
腸の内壁や腸内細菌にまで働き掛けることで、身体が本来のあるべき状態を取り戻すための、強力なきっかけをつくるのが、気功技術「下丹田」です。
身体療法家 高田 大
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