共感覚と気功について

「まさワークス」では、気功を科学的なアプローチで解釈をしています。
もちろん、もともと気功は中国の伝統的な解釈で言えば道教つまり宗教で使われてきた力である。
そして、一般的には、現在もそのように理解して使われていることは承知している。
また、科学とはなんぞやという定義自体に危うさやあいまいさが付きまとうのは承知の上で、ここでは敢えて道教による儒・仏・道(タオ)の三教が共存して存在するという考え方や、道(タオ)という大前提を「宇宙と人生の根源的な不滅の真理」と、絶対的なアプリオリとして扱ってしまう「宗教的及び伝統的」部分は、丁寧に取り除かせて頂いて気功を取り扱いたいと思います。
さて、脳機能科学者の苫米地英人博士によれば、気功に対しての一つの定義として「共感覚による内部表現の書き換え(技術)」と表現されています。
今日は、この共感覚について考察をしたいと思います。
共感覚とは、人間が持つ五感、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚を組み合わせて感じることをいいます。
例えば、音(聴覚)を光(視覚)として感じたりするのです。
前出の苫米地博士は、その著書の中で自らを先天的な共感覚者だということを明かしています。
博士の場合は、音が光として認識されたり触覚として認識されるそうである。
その他にも、人の声が風邪を聞いたときに特有の色を感じたり、食べ物の味を感じるときに円柱を感じたり、数字に色を感じたりするのです。
先天的な共感覚者は1万人に一人の割合で存在するといわれている。
しかし、この共感覚は訓練すれば上達できる。気を感じる訓練もこの訓練と同じなのだ。
氣感は一般的なものとしては、「ぴりぴり」とか「温かい」とか、「白くもやもや」と見えるというふうに感じられる。
これは、氣という「情報」を脳が色んな感覚に変換して感じているのである。
私がいつも訓練しているやりかたは、やはり音を視覚的にとらえる訓練だろう。
音楽を聞いて、色んな情景を想像してみたり、ギターならギターだけの音を拾って聞いて、形や色を付けてみる。
情報を頭の中でいろいろと操作できるということはIQアップにもつながる。
是非、練習してほしい。
参考書を紹介します。
共感覚者の驚くべき日常―形を味わう人、色を聴く人/リチャード・E. シトーウィック

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頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法~/苫米地英人

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共感覚と気功について” に対して1件のコメントがあります。

  1. toshiki より:

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    ありがとうございました!
    また近々ゆっくりお話し聞かせてください^^

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    今更ですが、
    共感覚、
    トレーニング可能なのですね。

  3. SECRET: 0
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    >ASKAセカンドさん
    人間は何でも繰り返してやれば上手になります。
    非才!才能に非ず!ですね。

  4. パープルスカイ より:

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    共感覚と気功について調べていたところこちらのブログに辿り着きました。
    私は写真に肉眼で見えていない色が見えたり、写真を見るとニオイを感じたりします。
    どうやら私の不可解な感覚は共感覚だと分かりました。気功にいかせるように修行します。

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