気功なんてオカルトです。じゃあ、気とは何でしょうか?
「気功」「気」のカラクリは何でしょうか?(再掲)
カラクリとは、仕組みですね。
だからカラクリを知る為には、論理的に、科学的にアプローチするということです。
科学とは論理です。ロジック、丁寧に考えて論理的に説明を試みるのです。
結論から言えば、気感(気を感じることとは)からくりは認知エラーです。
気など存在しません。^o^
というのが、まさワークスの考え方です。
気とは、情報に過ぎないのです。なので、物理空間に存在しません。しかし、情報空間に存在しているものです。要するに、サンタクロースと同じです。
では、気功をやると、リラックスしたり、体や手のひらが熱くなるのは何故でしょうか?
気?そう、気ですね。でも、それではトートロジー(堂々巡り)です。
気の正体はなんでしょうか?
エネルギー?
それもまた、言葉をすり替えただけのトートロジーですよね。
それに、単純にエネルギーと考えてしまうと、いろいろと厄介な問題がヒーラーに降りかかるのも事実です。
(良いヒーラーは早死にするらしいという噂は聞いた事がありますが、本当なのでしょうか?どちらにしても、正しい知識を得る事が大切です。人体に対する知識、心に対する知識は言わずもがなですが、科学や哲学など古典に学ぶことも重要です。)
確かに、伝統的な道教起源の気功の言い方では、「気」とか「生命エネルギー」とか「自然のエネルギー」と説明したりします。
ヨガではプラーナと言いますし、ハワイのロミロミでは(マッサージなどでなんちゃってロミロミがありますが、、、)マナと表現されます。マナも宇宙からのエネルギー、自然から受けるパワーなどの意味の現地の言葉です。
しかし、それだけではまだオカルトです。
言葉は出来るだけ、論理の鎖でつなげることです。
「気」をかける或いは、「気」を通すと手のひらが熱くなるのはどうしてでしょう?
論理的に考えれば、手のひらが熱くなるのは血液(やリンパの)循環がよくなるからです。
冷え症は、末端の血管(筋肉)が拘縮して細くなって塞がり血液が通っていないのです。つまり、筋肉が縮み上がっているのです。
拘縮している筋肉とは、筋肉の緊張です。では、循環を良くする為にはどのようにしたらよいのでしょうか?
緊張の反対は、弛緩です。緩める事ですね。
心と体(脳)は同じ物の抽象度が違う状態を言い表した表現です。
つまり、コインの表裏と言ってもよいでしょう。
体が緊張して拘縮しているときは、心を緩めることです。
言い方を変えるならば、体は物理ですし、心とは情報です。
物理を変えたい場合は、情報を変えるのです。(その方が効果がでます。)
情報、心を緩めるのはリラックス(体も同じ言い方をしますが)させることです。
しかし、ここで「気」という物理ではありませんが、情報と物理の間のような概念(情報)を利用するのです。
もやもやっとした何か。情報、まあ、広義ではイメージという捉え方もよいと思います。
「気」というエネルギー的なイメージが無意識まで伝わると、その「気」「気の玉」を発したり通したりすることで、循環が良くなり、手のひらつまり人体が温まるのです。
そして、先回りをして「気」に「温かい」気の「玉」というプログラムを書き加えてしまいます。
すると、情報空間(脳の中に書かれているデータベース、内部表現)に、「温かい火の玉」が現れるのです。
両手の間隔をあけて胸の前に脱力してかざします、「玉」すなわち「球状のもの」を持っている動作をしながら、手のひらの温かさも同時に意識に上げます。
すなわちR揺らぎです。Rとはリアリティー。
リアリティーとは本人(の無意識までも)がリアルと感じていることです。
あくまでもイメージだと、意識では理解していても、目の前で起こって温かさまで体感していると体(脳)に認知エラーを引き起こすことが可能です。
2本の同じ長さの線分の両側に、それぞれ外向き、内向きの矢印を書き加えただけで長さが違う様に見えるのもヒューリスティックな視覚エラーによるものです。それと同じです。
この「温かい気の玉」という認知エラーをカーネマンのいうところのSystem1(直感などと訳されます)に落し込んでしまったものが「ファイヤーボール」なのです。
「トリガー」と「アンカー」を結びつけると気功技術として再現が可能になります。正しくは、認知科学の領域です。
そうやって論理を突き詰めると気功を俯瞰できます。^o^
知識を利用して、思考を組み立ててIQを高めることによって、からくり(ロジック)を俯瞰することで気功技術を自在に操る事が可能となるのです。
是非「玉とか、四角とか、立体としてとらえる」トレーニングをして欲しいと思います。1回1回丁寧に、推論(System2)でしっかりと論理的に思考して、直感(System1)というヒューリスティックな部分に落し込むのです。
まさワークスの遠隔気功師養成講座では、この部分をしっかりと体感して頂きます。
抽象度の高いところからレクチャーと書き換えを同時に行って、後半はワークメインで体感を掴みながら大量の気功技術をさらっていき一気にゲシュタルトを構築していきます。
抽象度の高い、新しいゲシュタルトができ上がった瞬間に、既存のゲシュタルトは崩壊します。この場合ゲシュタルトとは、パラダイム、フレームなどの言葉に読み替えることができます。
そして、その情報が物理つまり身体を書き換えてしまうのです。
それは、ヒーリングのみならず、アンチエイジング、ダイエット、IQアップ、気功による美容整形、スタイルの改善、、、抽象度を上げるのです。
しかし、論理の梯子を丁寧に繋げていかなければ、表面的には同じような言葉で説明しとしてもそれはただのオカルトと言わざるを得ません。
「いつもニコニコ」とか「ハッピーで」とひとつ覚えのただのプラス思考的な考え方と、論理を積み重ねて抽象度を上げていきシンプルになった「スマイル」や「幸福」とは、全く似て非なるものなのです。
まさ^^/
更新通知メールが届きます。
[subscribe2]
ファスト&スロー (上): あなたの意思はどのように決まるか?/早川書房
¥2,205
Amazon.co.jp
ファスト&スロー (下): あなたの意思はどのように決まるか?/早川書房
¥2,205
Amazon.co.jp
ダニエル・カーネマン心理と経済を語る/楽工社
¥1,995
Amazon.co.jp
ユーザーイリュージョン―意識という幻想/紀伊國屋書店
¥4,410
Amazon.co.jp
「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書)/講談社
¥777
Amazon.co.jp