「まささん、自分の子供にもそう言えるのですか?』

先日、あるフリーサロン(ただ無料の集まりという意味です。)に言った時の事です。(たまに行くのですが、ヒトの観察にとてもよい機会です。多いときは50名を越えるのですが、人間関係の縁起がよく見えます。
もっとも、皆さんからは僕の方が異色らしいので、こちらの方がじっくりと観察されているようなのですが、、、。^^;;)
その方は、お子さんが数年間、同じ習い事をしていて、毎年発表会もされていたそうですが、、、。突然、やめて違う事をしたいと言われたそうです。
高価な道具も買い与えたのに、やめるなんて、、、。というお話でした。
僕は、つい「いいじゃないですか。お子さんが違う事をされたいといったのならさせてあげればいいじゃないんですか?」と言ってしまいました。いや僕の思った通りのことを言ったのですが、「それ、あなたのお子さんにも同じ事が言えるのですか?」と言い返されました。
おっと!^^; という感じでしたね。
僕は「もちろんです!いつも言って聞かせていますよ。『ただ、毎日や毎月これはやめてアレがやりたいとか、コロコロ変わっても、お父さんもお母さんにももちろん都合があるので、送り迎えのこととか、お金の事とか制限は当然あるよ。』とも言って聞かせていますよ。」
高い道具を買い与えたのは親の煩悩です。高い安いは子供には関係ないのです。この場合はある楽器だったのですが、、、(多分相当高価なものだったと思います。それは共感します。)
何かを途中で止めたといって、子供に罪悪感などを植え付けてしまわないようにすることは大切だと思います。
よく、『継続は力なり』という言い回しやことわざ等を使って、なんでも自分の続けさせたい事を続けさせる道具に使ったりしますが、、、。
それは論理的ではありません。ことわざがあるからと言って、別に正しいことでも何でもないのです。
『三人よれば文殊の知恵』ということも、『船頭多くして船山に登る』ということもあります。
(ちなみに、アメリカにも『キッチンにシェフがたくさんいる』(自信ありませんが、確か)ということわざがあるそうです。)
『継続する』ということには、何の色もついていないのです。『継続』は力にもなりますし、毒にもなります。ただそれだけです。
僕自身の現在の方針は、子供には選択肢を用意する上でいろいろなことを学ばせて上げたいと思いますし、また親である自分の好きな事をたださせるように誘導はしないようにと心がけています。
本人がその時々に本人なりに抽象度をあげて考えた上でなら、好きな事をさせたい。
僕ができる最大限のことをさせて行きたいと思っています。
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