抽象度を上げてフィードバックを書くとは?
抽象度を上げてフィードバックを書くとは?というタイトルです。抽象度を上げて物事を観る練習です。
まずは、抽象度って何かということですが、抽象度を下げるということは具体的になるということですよね。その反対です。
抽象度を上げると情報量は減りますが、その言葉の指す範囲は増えます。
例えば、僕が今、肌の湿潤環境を保つために使っているのは小堺製薬株式会社で製造している白色ワセリンの50のタイプで製造番号はRA-23ですが、これはかなり具体的です。情報量はかなり多いです。
製造番号まで指定しているので、世界にひとつしかないですね。
しかし、単に白色ワセリンといったり、ワセリンと言えば抽象度は上がります。一気にこの世界にある全てのワセリンのことを指します。また、軟膏だともっと抽象度は上がります。
自動車は、交通手段と考えます。特定の人物じゃなくて知り合いとか、人間とかです。
僕は、外出したときにすれ違う人たちとLUBをとります。
人ごみのなかでは、視界に入っている人全てとLUBをとります。また、抽象度を上げてみると人ごみは、哺乳類が集団でいると見るのです。
そして、ご飯もスパゲティもザルそばは炭水化物、さらに角砂糖を加えて抽象度を上げれば全て、ブドウ糖です。つまり消化して吸収される時には主成分は同じモノです。
ゴールの抽象度を上げていくと、具体的な事象ややり方など抽象度の低いことにはこだわりが消えていきます。
その先のゴールというのは、ゴールの抽象度を高めているのです。
ゴールも抽象度を高めると臨場感は薄れますが、その影響力は大きくなります。結果としてモチベーションをドライブする力も大きなものになりますし、巻き込む人や対象の範囲も大きくなっていくのです。
但し、ココロからのwant toのゴールじゃないと、効きません。
その力が生まれるのは、無意識という閾下の世界であり、情報空間だからです。
まさ