【追記】『楽しんでやること』とwant toは同じことではない。

イチロー選手の言葉で『「楽しんでやれ」とよく言われますが、僕にはその意味がわかりません。』というのがあるそうです。

うん、うんとうなずける人は、まさワークスが意味する「want to」の意味がよくわかると思います。

自分の理想の世界への道は、常に険しいものです。楽しんで(例えば鼻歌を歌いながら)出来るくらいなら、理想でもありません。

もちろん、そのような人生でよい人は、それでもよいと思います。

言葉では色んな表現が可能だと思います。

イチローだって野球においても「楽しくやろうぜ!」という瞬間は当然あると思います。(ご本人は何というか分かりませんが^^;)

この言葉は、インタビューなのか誰かとの会話での言葉かは分かりませんが、その時の状況によって意味が決定されます。状況意味論です。

(まあしかし、大抵の方は、この一文をあのイチローが言ったということが分かれば、その位のことは理解出来るのではないかと推測しますが、、、。)

恐らく、イチロー選手だって「楽しかった。」と振り返る時があったり、またこれからくるのだと思います。(でも、その時のために頑張っているわけではありません。僕は、未来の理想のゴールに向かって、今、機能を果たすことが重要だと考えます。)

他にも、イチロー選手の言葉には、ヒントがたくさんあります。


『僕は決して「打率4割」とは言わないんです。6割の失敗は許してやるわ、と。いつもそういっているんです。』

『思うようにいかないときに、どう仕事をこなすかが大事です。』

これらの言葉は、もちろん「手を抜く」ためだったり「仕事をただこなす」ための言葉ではなく、「どうしてももっともっと前に進みたい。進まなきゃだめなんだ!」と強烈に遥か遠いゴールを思うあまりに、つい入りがちな余計なムダな「力みを抜く」ための無意識あるいはホメオスタシスというメカニズムと上手に対話するための言葉です。

希望と絶望は同じものです。

強烈な遥か遠い理想のゴールへの思いが、同時に僕らを絶望させます。

この感覚は大事というか、この知識は大事です。

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『楽しんでやること』とwant toは同じことではない。まあ、どっちがどっちでもよいのです。言葉尻じゃなくて、言わんとするところがお互いに通じればよいのです。

言葉に意味はなく、その状況、文脈、関係性に意味があるのです。

まさ^^/

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