「あなたは2年間カナダで留学してたからね!」

「あなたは2年間もカナダで留学してたからそんなこと言えるのよ!」という台詞を何度も聞いた。ぼくもそろそろ大きなお世話だと思っている。
でも、みな一様に”How did you get your English?”という質問をして興味を示してくるので、まさに受け売りだが”英逆”式のやり方を教えるが、英文法や日本語を使わないで英語脳をつくるやりかたを教えると、最後は何故かわからないが、少々切れ気味に言われてしまうのが冒頭の台詞なのだ。
例えばこの上の日本語の文章は文法もめちゃくちゃでも意味は通じるでしょう?ぼくらは会話している時はもっと文法など使っていません。文法に沿ってしゃべっているわけじゃないから、、。
この2ヶ月は英会話サロンに通っている。
通っているわけではないのだが、僕はカラオケボックスにほぼ通っているように、英語脳のチェックとトレーニングをかねている。無意識が短期(?)で集中的にやって、気が済むところまで習得をしようとしているらしい。
実は、「英逆」のCDを繰り返し繰り返し聞くだけで、17年前(!)に2年間の留学後(正確には遊学であったが)にカナダから帰ってきた時よりも今の方が話せるようになった。
多分、英会話のCDは一日に4-5時間は聞いていると思う。自分ではほとんどずーっと聞いている。BGMの様にiphoneに入れて聞き流している。
或いは、Djayというアプリで英会話と音楽を混ぜて聴いたりしている。特殊音源も混ぜている。ほとんど意識しても会話が正確に聞き取れないくらいである。
実はこれがポイントだ。様々なモードや速さで、重ねて沢山聞く、しかも繰り返しである。
これが、あなたが海外生活したとしたらというシチュエーションに限りなく出来るだけ近づけるということだ。思えば海外へ行っても日本語で書いてある英文法を勉強している**がいましたが、本当に**としかいい様がない!(笑)
しかし、場所が違うだけで今少し納得したあなたも同じことなのです。日本語をなるべく使わないことが上達の秘訣なのです。
英語で考えることが重要なのです。簡単なことしか考えられないし、言えないと思いますが、日本語脳と別に、英語脳はまず赤ちゃんになったつもりで育てるのです。
シチュエーションを自分でつくって、臨場感を感じるのです。これは、ダイエットやその他の自我を変える手法と全く変わりません。科学的な方法なのです。
「海外に行った人は違うのよ!私は日本にいるし、もう年が若くないので、日本語で英文法を学びます!」という人が本当にかわいそうに思えて仕方がない。
クリティカルエイジ(ネイティブの様に話せるような英語脳を作るのに上限の年齢)を越えるための理論も知らないのだと思います。、、、、。
ホメオスタシスはここでもはたらく。というか、ゴールがないと何も見えないし抽象度も上がらない、、。無明そのものを体現してしまう。
ホメオスタシスとは、現状に留まろうとするからだの無意識の仕組みだ。恒常性維持機能である。要するに、今日まで上手く生きてきたのだからそれを維持しようとする機能なのだ。
仕組みは単純で今の状態から変わることに抵抗をする。
自分のやってきたやり方に引き戻される。常識という顔をして結局引き戻されてしまう。
ゴールを常に確認することだ。

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