「あなたはあなたらしく」という呪い

「あなたらしさって何ですか?」

 

 

考えてみてください。

そしてもしこれだ!と思いついたらラッキーです。

 

捨てるべきは、それ。

一旦、捨ててしまいましょう。

 

 

 

 

自分らしさのいちばんのコアを捨ててしまうのです。

一旦で良いです。毎回、選び取る時は自由に選び取れるようにすれば良いのです。

 

 

よくスピリチュアルの世界では、「あなたはあなたらしく」という言葉が飛び交います。

何も考えずに聞き流せば、その通りだよねって思います。

 

しかし、よく考えて見てください。

この言葉には問題があります。

 

僕らはプラシボ(偽薬効果)は喜んで使いますが、ノーシーボ(呪いの言葉)は使えません。

 

あなたがあなたらしいと感じるのは、「過去から現在までの延長線上の自分」でしょうか?つまり「現状の自分」のことをいうのでしょうか?

 

それとも、「現状の外側に設定したゴールの世界のあなた」でしょうか?(あるいはそのような「日々ゴール設定と更新を行っている自分」でも良いですね。)

 

僕らは後者で行こうではありませんか。

 

そうすれば、日一日と変わっていくあなたは他者から見れば、あなたらしくないと映るかもしれません。

そして、直接「それって、あなたらしくないわよ」って正されそうになる時もあると思います。

 

でもそれは、ホメオスタシスの働きにすぎませんからスルーすることです。

僕もダイエットとしている時には、2-3週間以上ぶりに会う人には、必ずと言って良いほど「高田さん、痩せたんじゃない?病気?大丈夫?ちゃんと食べてる?」と言われたのものです。

 

 

タレブの名著「反脆弱性」より引用します。

場所は下巻第25章の結論の最後のパラグラフです。(結論の結論ですね)

 

「グラスは死んでいる。生き物は変動性が好きだ。自分が生きているどうかを確かめるいちばんの方法は、「自分は変化が好きか?」と自問することだ。食べ物は空腹でなければ味がない。成功は努力がなければ、喜びは悲しみがなければ、確信は疑念がなければ意味がない。そして、倫理的な生活は、個人的なリスクを伴わなければ価値がない。」

 

 

 

 

 

まさ^^/

 

 

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