気功で自分の痛みを操作するには

いつもブログをお読み頂きありがとうございます。
気功師・コーチのまさです。
私の妻は、モダンバレエのダンサーでした。僕自身はダンスはからきしなのですが、今さらながらダンスというのは抽象度が高いなと感じます。
「ダンサーは気功師である。」とは、私の気功の先生の名言ですが、、、言語によらず、非言語で観客に感動を与えるって素晴らしいことですよね。
わたしも身体療法家として感動を与えるられるようなレベルがゴールの一つです。
さて、クライアントさん、特に痛みを抱える方からは、遠隔気功とはいえ、痛みを消したいという強烈な情動の臨場感が伝わって来ることがあります。ヒーラーはクライアントに同調するからです。。
実際、気功は時空を超えます。
すでに契約関係にないクライアントさんでも、ヒーラーとしてクライアントの状態に対してのアプローチを考えているだけで、気が飛んでしまうことがあります。
先日は、遠隔気功が終わって2日程たってからフィードバックを頂いた方のメールを読んでいた時もそうでした。
(引用開始)
ところで、今日、11時ごろ気を送って頂いたのでしょうか?からだが変化しているのを感じるのですが。気のせいだったらすみません。
(引用終了)
ちょうど11時前にメールを読んでいた記憶はあります。それにしても、、、鋭い。しかも、そのクライアントさんと私が住む北海道との距離は1,400kmを越えます。(中国・四国地方以西です^^;)
クライアントさんの中には本当に気感が発達しているかたがいるものです。
気は送る側から受ける側という一方通行ではなくて、どちらも同時に送受信を行う双方向的な通信なのです。
そして、物理次元という一番低い抽象度のベースを共有しながら、それぞれの抽象度に応じて抽象次元にもそれぞれが錯綜しあい、影響しあいながらも、固有の臨場感世界を持っているのです。
ゆえに、気功では同調をすることと、記憶ということがキーワードとなります。先の、気功が時間も空間も越えるというところに関連します。
あなたが、自分の体をヒーリングするときは、呼吸を感じながら、自分の嬉しかったこと、楽しかったことを思い出して下さい。
吐く息で脱力する。気持ちいい呼吸をする。そのときに、記憶を引っ張り出します。
やがて、気持ちのよい呼吸が、あなた自身を癒して行く体調回復のセルフヒーリングのトリガー(引き金)となります。
そして、痛みをとりたい時は、痛い自分と、痛くない自分。どちらも、感じた時にしめしめと喜んで下さい。
その二つの自分、双方を含む、もうひとつ上の抽象度の自分が、今のあなたであると感じるのです。
そうです。二人の自分を見下ろしているかんじです。痛みを感じている自分と、痛くない自分を上から眺めて、行ったり来たり往復してみてください。
痛みや体の不調の根本原因の一つは、不安や緊張です。
そして、今、一つ上の抽象度から見下ろす位置にいる自分自身はあたらしいあなた自身です。
そして、その新しいあなたは、本当は、誰に対しても、何に対しても不安に思ったり、あなたが緊張したりする必要などないことを知っているあなたです。
あなたの緊張の延長線上に体の痛みや病があります。そして、同じ様にあなたの緊張の延長線上に、あなたの周囲の人間の痛みや病があります。
痛みや病とは、心から生じて、体に症状が出るのです。
痛みは、少なくともコントロールが可能です。
しかし、あなたが周囲の家族や知人に知らず知らずに与えた影響にも気を配る必要があります。
自分も、あなたのまわりも常におおらかであることが重要です。
とくに、あなたが親であったり上司であったりするときは、あなたが思っているよりも、あなたの無意識が周囲に与えている影響はとても大きいことを観察してみてください。
親や教師、上司、経営者にこそ、”力”に溺れない覚悟が常に必要ですね。
ほら、自分の痛みを忘れていませんでしたか?(笑)
自戒を込めて気功師まさ

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