本日の遠隔ヒーリングは「止観」です。
本日の遠隔ヒーリングは「止観」です。
私たちの世界は数理宇宙です。といきなり言われてもわからないでしょうがw
私たちは言葉という概念の世界に住んでいます。概念をイメージと言い換えてもいいでしょう。イメージ、概念には名前が付いています。
言葉ですよね。聖書ではありませんが、「はじめに言葉ありき」なのです。(まんまですねw)
簡単に言えば私たちは名前もしらないもの、つまり知識のないものについて認識することはできません。
そして、自分にとって重要ではないものについても認識をしません。
また、人間が意識で認識できる情報量は1秒間に8bitしかないと言われています。
つまり、私たちは自分たちにとって重要かつ知識のある認識可能な世界に住んでいるのです。
さて松下幸之助さんがあるとき、若手の社員とともに窓から暴風雨が吹き荒れる屋外を見ていた時のエピソードです。
(このエピソードは当時の若手(多分w)社員であったPHP総合研究所前社長の江口克彦さんの講演で聞きました。)
松下さんは、嵐をじっと見つめていたそうです。そして、おもむろに横にいる江口さんに聞いたそうです。
「君には何が見える?」
いきなり禅問答のようですよね。
そして、江口さんは少考して
「ひどい雨と風で色々なものが吹き飛ばされているのが見えますが、、、。」
そのような意味のことを答えられたそうです。(一字一句の記憶は正確ではないですが、、、)
すると、松下さんはこうおっしゃったそうです。
「君にはそれしか見えんか、、、。」そしてまた黙って嵐を見つめていたそうです。
あの、この答えがなんだったのかということは未だに江口さんもわからないと言っていたのですが(確か^^;)、、、。
僕なりに考えるに、これは知識と抽象度を試された質問ではなかったかと思います。
もちろん、僕には松下さんのお答えはわかりかねるのですが、、、。
さて、止観でしたね。
止観とは簡単に言えば、煩悩が起こった時に、発火した情動をちょっとだけ傍に置いておいて、少し上から自分を見下ろしてみる視点を作ってみます。
そして、その煩悩がどうして起こったのか(間違っていてもよいので)理由を考えるという方法です。
上から自分を含めて場面をみる視点や、煩悩の発火した理由を考えているという時点でひとつ抽象度の高いところに上がることができます。
観えたものは操作が可能なのです。煩悩もです。
これが止観です。
そして、今日のヒーリングはこの止観のアルゴリズムですが、ひとつ抽象度をあげます。
それは、自分自身(自我)を、一旦関数とみてみるのです。
ちなみに、自我という言葉はそれ自身が関数です。言葉は関数なのです。
そして、その自我関数とは重要性関数です。つまり、自分が重要であるものから順に並び変える評価関数ということです。
僕たちの自我関数とは常にカチャカチャと書き換わっています。
つまり、常に自分にとっての重要性が変わっているということです。そして、それはつまり自我そのものが常に変化をしているということなのです。
これは、心という抽象度で見た時も同じです。私たちの心は常に変化しているということです。
そして、今日のヒーリングではこの自我というものを関数としてみなして、自我関数が常に変化している様をじっと見つめていてください。
言い換えると、こころに浮かぶものをただじっと眺めているということです。
その時に、その浮かんだものを消そうともせず、そして情動を発火させず、なんらかの操作を加えたりせずに、ただただじっと見つめるということです。
そのまま寝てしまって構いません。
その止観のお手伝いを今日はいたします。
以上です。
かなりすっきりとすると思います。
ヒーリング能力も上がります。
まさ^^/