本番で緊張して頭の中が真っ白になってしまったら?神は降りてくるのか?

本番で緊張して頭の中が真っ白になってしまったら、、、

緊張しない方法はないのでしょうか?

2013年今年のX Factorオーディションの風景です。

16歳の少女が教えてくれる。(ちなみに、5分20秒の部分が彼女に「神様」が降りてきた瞬間だ。ここまでは見て欲しいと思います。初めてこのblogで「神」という説明をしましたが、ビックリしましたか?笑。果たして、僕はあちら側に落ちたのでしょうか?これは後ほど説明します。)

身近な例では、結婚式等々のスピーチ、オーディションやライブでは、異常な緊張から筋肉は拘縮し、手足は震えてしびれて、顔は青ざめてしまう。

そして、頭の中が真っ白な状況になる。

まず、大事な場面だと自分が思う場面では、多かれ少なかれ、「そういうものだ」と初めから覚悟をする事だ。

臨戦態勢の時は、当然、交感神経優位になって体も心も興奮するのです。

これは、太古の時代に(いや現代でも、試合前の格闘家などもそうでしょうが)ジャングルや草原でで猛獣相手に狩猟をしている人々は、まさに真剣、命がけでいつでも素早く動ける準備をしていた名残です。

というか、生命として数十億年の歴史のなかで自然淘汰の波にさらされてきた、DNAは、当然そのようにブログラムされているのです。

これを、100%防ぐ方法などない。
その状況で、真っ白な状況でも、パフォーマンスが出来るように練習するしかない。

しかし、その上で、つまり「その覚悟の上」でなら、まだ頭に入れておくべきことがある。

どの本に書いてあったのか記憶が定かではないが、その本の著者が、有名なロックスター、ブルーススプリングスティーンと、たまたま飛行機で隣り合わせになり、話しをしたそうだ。

彼は、このように言ったそうだ。

「ライブ本番になると、体中の血流が逆流したようになり、身体が震えて、頭が真っ白になる。その瞬間が、僕に神が降りてきた瞬間だ。それからは、あれこれと何も考えることなく、体が勝手に反応して、最高のパフォーマンスが出来る。そして、ライブが終了すると、神は僕から離れて行くんだ。」

僕の、記憶をたよりに書くので正確ではないですが、大まかな主旨としては合っていると思います。

ただの「信じる者は救われる」というお話ではなく、ステージ上の本人にとっては重要な部分かもしれないのだが、「神様」の部分を除いて考えると、これは、極度の興奮と緊張で頭が真っ白になっているという状態そのものですよね。

つまり、どんな状況にあっても、それが物理的身体的であろうと、精神的情報的な状況であろうとも、常に、その状況をゴールに繋げるための解釈をすることが大切です。

そのこと、そのカラクリをきちんと抑えておく事が大切だと思います。

では、本番の前に出来ることは何なのか?

それは、本番の会場や雰囲気をコンフォートゾーンにすることである。

見慣れた光景、やりなれた雰囲気にすることである。

抽象度を上げるとはよく僕のBlogでも使うが、、、。

しかしながら、自分のこととなると、臨場感もひとしおである。
緊張でIQは下がり、抽象度も下がってしまう。

緊張するのは、当たり前であると思う事。

本番迄の練習は、自分も信じられませんが、
本番では、120%、自分を信じて行きましょう。

Tameraの言葉を思い出しましたか?
どんな準備をしましたか?
「リハーサルにつぐ、リハーサルです。」

でも、だめだったじゃん!って思いますか?
彼女は、立ち向かったのです。

そして、それが観客すべてを巻き込んだパフォーマンスにつながりました。
「リハーサルにつぐ、リハーサルです。」

それしかないと思います。

そして、その緊張を当たり前のこと、プラス(せめてプラスマイナスゼロ)のことして迎えるという知識、IQそして抽象度が大切です。

自分の人生を「生きてる」証拠なんですから。
だから、自分の選んだ道を行くのです。

まさ^^/

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