「ダイエット」代謝の仕組みと炭水化物について知りましょう。
気功技術といっても、この際最低限は学んでおきましょう。
知識があってこそ、頑張らないで痩せられます。
「アバターダイエット」のアバターとは生化学の主人公である
私たちの身体の中の小さなエージェント達である。
私たちの代謝の仕組みから簡単に説明します。
物理学ではエネルギーを仕事をする能力と定義しますが、
生化学ではエネルギーを「変化をもたらす能力」と捉えます。
どんな細胞もエネルギーを自身で生み出すことはできず、
すべての生命はエネルギーを環境から得なければならないのです。
しかし、エネルギーは別の形へと変換することができます。
私たちの細胞では、このエネルギーの科学的変換をしています。
一つは単純な分子から複雑な分子を作る「同化反応」です。
レゴブロックをくっつけるようにです。この時エネルギーが必要です。
そして、そのエネルギーはくっついたレゴブロック(化学結合)のなかに蓄えられます。
「異化反応」はブロックが離れます。すこし大きな巨石でも想像すれば、割れて落ちて
ドーンとエネルギーが放出されるかんじでしょうか。
そして、その放出されたエネルギーを我々は、筋肉の収縮や、膜の間の輸送のような
細胞活動の駆動に使われるのです。
難しいことは抜きにして行きましょう。
糖質、あ、ご飯とかパスタとか炭水化物も分解されると糖質ですね。
1日糖質は25g未満がよいとWHOの2014年3月の発表でしたね。
野菜は食べてもいいですよ。海藻とかもです。
ファイバーや発酵食品って消化や便通とかにも大切ですし、野菜って水分多いですよね。
なので、例えばキャベツ500g食べても糖質は25gですよ。
500gって、0.5kgですよ。そんなに食べられないですよね。
でも、ご飯茶碗五分の1でなんともう25gくらい行きますね。
まあ、ジュースとか缶コーヒーとかそういうものは、少なくとも毎日の
ルーティーンに入れないことが、糖尿病とかを防ぐコツでしょうね。
ケチャップとかは気をつけてくださいね。砂糖だと思ってください。
じゃあ何を食べたらいいのでしょうね。(笑)
卵、豆腐、牛乳、チーズ、肉、魚、野菜、とにかくタンパク質優先がいいですね。
魚介類いいですねー。タコ、イカ、ホタテ、エビ、カニ、、、。
納豆とヨーグルト発酵食品はいいですね。
あと、便通のために野菜もね。
何事も急激にじゃなくてよいと思います。
今までの例えば半分くらいの炭水化物にしてみるとか。
最後のデザートだと思って、ゆっくり食べてその後にという感じがいいですよ。
思いっきりファイバーがなくなると便秘に偏った知り合いがいるので。(苦笑)
まあ、誕生日くらいケーキ食べてください。
サバの缶詰っていいですよ。
実はサバ痩せる成分が詰まっています。ど忘れしましたが。
1週間2-3缶たべてもいいですね。
今はクックパッドがありますから、サバ缶詰のレシピを見たら安いしいいですね。
といっても、、、。
他の材料には気を配ってくださいね。
僕はサバの缶詰と豆腐(冷奴ですね)というのをテレビで見ました。
焼き鳥万歳ですねー。コンビニではゆで卵とか
炭水化物と一緒に取らなければ、脂肪もあまり気にしなくていいですよ。
それよりも、砂糖(スクロース)は当たり前だけど、炭水化物は糖質(グルコース)なので、
僕らは1日25g以上は抽象度をあげて砂糖と同じって思った方がいいのですね。
ダイエットって、がんばって痩せるってことじゃなくって、
知識をきちんと入れることによって僕らの思考回路を変えるってことなんですよ。
今回の「ダイエットアバター」で、活性化させるのはこういう機能なのです。
なので、簡単にだけ説明をしています。
アイスクリームやケーキやラーメンを食べる時って、砂糖や脂肪を
かなり余分に食べているなあってわかっているでしょう?
今回は炭水化物も砂糖と同じだったよね
お米って言って見れば別にしっかり食べるんだ!
っていうほど21世紀の日本に住む僕らにとっては、栄養じゃなかったよね
っていうことが分かるといいです。
あとは自由に食べていいのです。自己責任でね。
まずは、糖質(グルコース)が、解糖系という代謝の仕組み(代謝経路)によって
分解されてビルビン酸という物質に変わって、これが次のクエン酸回路という重要な
代謝経路に入ります。
代謝の仕組みはどうしてあるのかは、僕らが食べ物からエネルギーを取り出すためでしたね。
代謝って食べたものを変化させるという意味です。
細胞がエネルギーを獲得と移動をするために使うのがATPです。
PTAの反対(冗談)。ATPです。
アデノシン三リン酸というのが正式名称。
ATPは身体の中のお金の役割をするということです。
アデノシンという子供が三輪車に乗っているイメージで。
良いかな?(適当ですけど。別に覚える必要ないですしね。)
でこの、ATPの特徴は、水をぶっかけられると、おしっこを放出しちゃうということ。
(加水分解されたときに大量のエネルギーを出すということです。)
もうひとつの特徴は、アデノシンは他の子供に三輪車のタイヤ(リン酸基)をあげるいい奴だということ。
(多くの異なる分子をリン酸化できる=リン酸基を付与すること)
まあ、これくらいにしてあとは自習にしましょうね。
PTAあ、いやATPだけに。
まずは、解糖系というシステムがあって、これは糖質(砂糖やご飯とかもですよ)
つまりグルコースを代謝して、ピルピン酸(ビール瓶さんじゃなくて)を2分子作り出します。
この時には、グルコースに保存されているエネルギーのうち少量が
使用可能な形で獲得されます。ちなみに、解糖系では酸素を利用しません。
クエン酸回路と電子伝達系(鎖)というのがあって、、、(思いっきり割愛します。笑)
この解糖系、クエン酸回路と電子伝達系(鎖)を通じて38個のATPがつくられるのです。
ちなみに、解糖系では2分子しかATPはできません。
クエン酸回路でまた新たに2分子なんですが、じつは「NADH」と「FADH2」
という補酵素と呼ばれる重要な物質が作られます。
そして、最後の「電子伝達鎖(系)」で
実はATPが、ハイテク工場のように大量に生産するのです。
これの「電子伝達鎖」の場所って、なんとミトコンドリアの内膜に
点在する島のように埋め込まれています。
端折って結論に行きますね。
この電子伝達系では、10分子のNADH(うち2分子は解糖系で作られています。)
から、30分子のATPができます。
そしてFADH2から4分子のATPが作られます。
C6H12O6(グルコース)+6O2(酸素)+6H2O(水)
が、
6CO2(二酸化炭素)+12H2O(水)+38ATP(エネルギー)
というわけです。
タンパク質についてですが、タンパク質こそが私たち生命の存在のコアです。
「生命とはタンパク質の存在様態である」といったのは、あのエンゲルです。
筋肉、内臓、骨、私たちの細胞はタンパク質でできているといっても過言ではありません。
まあ、一番多いのは水分ですけど。(笑)
体を作る材料であるタンパク質を優先的に摂取することです。
体重の1.5ないし2%を目安に摂取しましょう。
体重50kgなら75g-100gくらい。
プロティンを補助的に使うのもよいですね。
タンパク質こそ、私たちなのだ!(淡白タンパク宣言^^)
代謝におけるタンパク質の役割も絶大です。
タンパク質は加水分解されてアミノ酸になります。これが、解糖系や
クエン酸回路の異なる箇所で経路にはいっていきます。
そして、タンパク質は身体のなかで多糖や脂肪にはない、
酵素や構造成分としての重要な役割があるのです。
実は、これが私たちの呼吸の仕組みなのです。
脂肪の代謝に関して一言です。
脂肪は炭水化物と一緒に取らなければ、炭水化物ほど気にしなくて大丈夫です。
脂肪も体にとってはもちろん重要なのです。
空腹の時に、ウォーキングなり運動をしてくださいね。
糖質があれば、体はそれを優先的に使って行きますから。
それがなくなってから、脂肪ですよ。
それくらいわかれば、とりあえずいいでしょう。
続く(、、、かも)