情報空間における「熟練の板金工」の体感

ヒーラーは『情報空間における「熟練の板金工」』である。

凹んだ車のボディをハンマーで叩く板金工は、どうやって叩いたのかなど教えてはくれないし、その詳細説明することは不可能だ。
一言で言えば、学習と経験から得た知識に基づくフィードバックと大部分は無意識の演算結果です。
そして本人のゴール次第。
今回京都での個人セッションでは痛烈にそれを感じた。
もちろん、セッション自体は成功しました。今後のフィードバックが楽しみです。
情報空間に浮かび渦巻く様なクライアントさんの縁起の銀河を観て、抽象度を上げて揺らがし続けた。
しかし、あくまでも強制的な介入はしていない。
認知科学のレベルまで抽象度を上げると、見えるイメージに近づいても一つ一つは意味すらもたないユニットである。
ミンスキーの「心の社会」で言えば一つ一つの小さなエージェントを見ても単純な一つの仕事をしているだけである。
全体を見なければ意味は観えない。
例えば、犬という言葉は記号として意味がある。そして犬には意味があるが、イとヌに分ければ意味はなくなる。(イとスの組み合わせならば全く違うものになる。)
くわしくは苫米地英人著「認知科学への招待」を参照して下さい。
私たちの脳や心の仕組みに近づいたPDPモデルというニューラルネットの考え方である。PDPとは日本語では「並列分散処理」の略称である。対概念としては「直列集積中央処理」でありパソコンのCPUは「中央処理装置」の略称である。
やはり出来ることは観測という言葉がしっくりくる。
インターステラーのクーパーの様なもどかしさを感じた永遠の様な長い長い稠密な一瞬ごとの積み重なりが観えた。
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行っていることと観えた動きを実況中継しつつ、本人の身体をチェックする。
新たな宇宙をクライアントさんのゴールのその先に創り出していく作業。
情報空間の可能世界から別の可能世界へと全力で疾走した約2時間のセッションでした。
クライアントさんが起き上がった時、見た目や肌の色、声色、佇まい、仕草など、その全てがまったく本当に全くの別人に変わっていたのは今年一番の成果であり、衝撃でした。
帰りに見送った後ろ姿まで別人でしたね。
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ここに来てまた大きく自分も変わって来たことを感じています。
伊丹空港にて
まさψ(`∇´)ψ

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