気功で頭に血が上ったみたいにボーッとしています。

6日前の気功セミナーを受けた方からの、好転反応(だと思います)のフィードバックです。
まずは、引用させていただきます。
(引用開始)
「朝はとっても調子よかったのですが、お昼過ぎからまた頭に血が上ったみたいにボーっとしてきて体もなんとなくふらふらして、家事もままならないので、病院に行ってみました。
血圧や血液検査、心電図などいろいろ調べてくれましたが、結局データ上の異常はなくそのまま帰されてしまいました。
日に日によくなってきているのは確かなので、後ちょっとで完全に良くなるんだろうなあ、と自分では思っています。
今夜も家に帰ったら、まささんに教えていただいた頭から気を抜く方法をゆっくりやって、リラックスして休みたいと思っています。」
好転反応の正体は体の治癒反応なのですが、症状だけ表面的にみると憎悪(ぞうお)しているかのように見えるので、その点からみると過剰反応と言わざるをえない。
しかし、好転反応が強く長いほど、通り抜けると調子は良くなっていくことが多いようです。
副交感神経優位の体調として、以下があげられます。(以下の情報は紹介図書のまとめです。)
*体が温かいー循環系。
*食欲あり、便通がよいー消化器系。
*尿が勢いよく出るー排泄系。
*免疫力が高いー免疫系。
この循環・消火器・排泄・免疫系の4つの系は同調しています。
これらの系が、副交感神経優位の時の過剰反応としては、”発熱””発疹””下痢””知覚過敏”となるのですが、これらの症状が気功の好転反応として見られることはあります。
ちなみに、西洋医学の薬物療法はこの治癒反応を止めているのです。
好転反応は、気功で、体が一気にゆるむことで副交感神経優位に傾むき、そのギャップが気功をやる以前と大きければ大きいほど、好転反応は強く長く表れるといわれ、通常は短くて1日程度から長くても1週間から10日間程で収まります。
前述したとおり、病気が治るということは、この好転反応という現象に近いのです。
風邪を例にとっても、鼻水や咳や喉がはれるなどの症状や、発熱。これらすべての不快な症状は、実は体が自力で病気を治そうとしている治癒反応です。
この症状は不快ではあるのですが、実は体にとっては治るステップだとしたら、むやみに止めることはよくないこととなってきます。
組織の修復のための治癒反応なのです。
もちろん、さまざまな症状の中にはそのまま放置しておいたら、死に至るほど程度のひどいものもある。そこが判断が難しいところなのです。
マラリヤやペストによる高熱などがそれです。
これは、西洋医学がよいとか東洋医学がよいという単純な問題ではないのです。いずれにしても、経験や知識にもとづいた総合的な判断が必要ですし、思いもよらない違った病気が隠れている場合があります。
やはり、体が不調でどうもおかしいと思った時は、すぐに病院でチェックされることは大切ですし、今回のクライアント様の場合も、数値に異常がなかったということで、安心されたのではないかと思います。
病院でチェックすることは、とても賢明な対策であると思います。
病は気からですね。
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