（「夢が勝手にかなう手帳2011」苫米地英人著より抜粋引用開始）
常に、自分の現状を凌駕するフリーゴールを設定し、自分の能力をどこまでも上げ続けよう。あなたのフリーゴールがほかの人に働きかけ、フリーゴールを達成するために必要なもの全てを引き寄せる。
（引用終了）
自分で自由にゴールを設定することが一番大事なのである。子育ても同じように、子供に自分のゴールを決められるように育てることが大事。
人との比較ではない。人に勝つことは抽象度の低い欲求である。
競争社会は間違っている。競争社会は間違っている。
もういちど、競争社会は間違っている。
競争するよりも協力しあうほうが良いに決まっていることにまだ気がつかない人が多い。
確信犯である支配者たちは、もちろん知っている。
気が付いていないのは、競争社会を仕掛けれらている私たちの方だ。気が付いていないどころか、競争社会のシステムに大いに賛同しサポートしている点だ。
我々は、仕掛けられた資本主義社会の中の奴隷として、競争を仕向けられているに過ぎない。現状の生きる術は、金融資本主義社会に従ったとしても、抽象度を高くもって、情報空間を俯瞰することによって、フリーゴールを見つめて行動していきたいと思う。
まず、大切なことは、フリーゴールを自分自身で決めること。自分の役割を自分で決めることで、自分をより効果的に且つ幸せに機能させることが出来る。
自分のためだけに生きることを決めた人は、自分だけで生きていけばよい。私だけの幸せ。自分の家族だけの幸せ。日本だけの幸せ。そのための競争？ピラミッドを駆け上る？別に悪いことではない。僕の価値観と違うだけだ、ご自由にどうぞといいたい。
抽象度を上げるのは、徐々にでもよい。行動に移すのも少しずつでよい。大切なのは、どちらの方向を向いているかが一番大切だ。
”これからの長い人類の歴史”を俯瞰してみることができれば、今も続いているピラミッド構造が政治・経済・文化的にも錯綜している社会など、強固ではあるが崩れ去りゆく運命の幻想に過ぎない。その証拠に1789年7月14日バスチーユ監獄が襲われ絶対王政が打倒されてから、たった200年しか経過していない。人類は、その後ピラミッドの頂上を若干崩しただけのピラミッド社会をまだ存続しているものの、その風化の速度は加速している。
ネット社会を迎え、これから人類全体のＩＱはどんどん上がっていく。
フリーゴールとは、自我を離れあるいは自我を最大限に広げることによって、より多くの人のゴールや幸せをすっぽりと包みこむ。（自分一人だけが乗れるカヌーを、少しずつ大きくしていこう。できるだけ多くの人がのれる船を作って行けばよいのだ。それが大乗精神だ。僕は、宗教者や敬虔な信者の類ではないけれども、釈迦の大乗精神には同意する。）
そして、その時こそ、あなたのフリーゴールが勝手に他の人に働きかけ、周りの全てがあなたに協力を始めるのだ。
あなたのフリーゴールは、時空を超えて人類全体の幸福のＬＵＢに向かって果てしなく伸びている。
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