【追記】Amiraとオペラとクリプキ様の関係で新たなパラダイムを語ります。

また、9歳のアミラちゃん。
また、感動しました。

可愛いからじゃないですよ。

youtubeでオペラの歌を聞いて、、、誰にも習わずに(本当なの?といいたくなるくらい、感動します。)、、、。

トランスとは、現実世界という可能世界(P:Possible world)にいながら、別の可能世界P’というへの強い臨場感です。

我々は、現実世界の情報に対して、何らかの認識を持った時点で、既に(ということは常に)リアリティが揺らいでいて、、ーつまりそれは現実世界と仮想世界があるという構造ではなくー、現実世界とは、たくさんある可能世界の中の、ひとつの可能世界であるということになります。

このパラダイムを獲得すると、可能世界であるステータスクオの外のゴールを想定したり、選択する自由度が増します。(最後まで読んで下さいね。)

もう一度言います。あなたが、この文章(まあ液晶画面の点灯なり点滅ですよね。)をある意味のあるものとして読んでいるとすれば、それだけで既にリアリティが揺らいでいるということになります。

イコールそれはリアルワールド(R)ではなくて、可能世界(P)(ポッシブルワールド)ということです。

現実世界リアルワールドと可能世界という区別はなくなるのです。

全てのRリアルワールドとは(現在の現実世界も)我々が選択した可能世界つまりPだということです。
ただ、可能世界がたくさん浮かんでいるイメージです。

なので、くどいですが、我々は現実世界こそリアルであるという古いパラダイムを捨てなければなりません。

(新しいパラダイムは、直感的には間違っているように感じるものです。丁度、太陽が地平線から上がり、沈んでいるように見えたり、目の前の超ひもや、素粒子という情報がホワイトボードという物理にしか見えないようにです。)

クリプキ先生の可能世界論(ポッシブルワールドセマンティクス)のパラダイムです。

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ここで、知識についても新しいパラダイムでの理解が必要です。

「正しい(とはアプリオリな表現ですが)知識」とは、、、(何であれ)ゴールへ移動させてくれる知識です。

言い換えれば「機能する知識」です。

(→この場合、彼女にとっては、お気に入りのオペラのyoutube動画だけで、十分機能する知識だったということです。)

さて、ここで知識(という用語を再定義すれば、知識とは別の可能世界への「到達可能関数」ということになります。

そして、そのパラダイムで「リアリティ」を理解して下さい。

「リアリティ」とは、どの「可能世界」に強い臨場感があるかということになります。

リアルとバーチャルという2項対立のパラダイムから、たくさんの可能世界がそこら中にふわふわと風船のように浮かんでいるイメージです。

カイトの糸も単なる関係性という意味から、「到達可能ライン」の糸になりますし、カイトの空間に浮かんでいるのは、到達可能関数であり、機能する知識(もそれ以外の知識)が詰まっている情報空間のイメージです。

今迄のように、クライアントとの関係性のなかで、抽象度をカチャカチャ変えながら操作してヒーリングをして行くのは変わりません。

しっかりと「ギア」を噛み合わせましょう。

高い抽象度にアクセル出来るからこそ、自由に抽象度の梯子を上り下りすることもできるのです。

まさ^^/

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