「仕事中でもリラックスするコツがありますか?」

メールを頂きました。
主旨は、「仕事中でも身体を緩めるコツがあれば教えて下さい。」でした。
新しい環境などで緊張してしまうことはよくあることです。
新しい環境は「アウェイ感」で一杯ですよね。
要は、早く「ホーム」にしてしまうことです。
ルータイスのコーチング用語で言えば、コンフォートゾーンにしてしまうことです。
Subconsciousness seeks familiar pictures. 
「潜在意識(無意識)は慣れ親しんだ絵を探す。」
これが、無意識が従っているプリンシプルです。
コンフォートゾーン、ホメオスタシスのカラクリですね。
私たちは「ここ一番」と思えば思うほど、緊張して体は固くなります。
どうしてでしょうか?
「失敗したらどうしよう」「絶対に失敗は出来ない」と「失敗」にフォーカスしてしまうからです。
まずは、この緊張の正体であり原因を知ることです。
原因を知った上でフォーカスを「そらす」「ボカす」つまり重要度を下げるのです。
一言で言えば、「抽象度を上げましょう。」というのが、その答えとなります。
といっても、どうやって?ですよね。(笑)
さて、未来というのは時間軸においては現在よりも抽象度が高いということを覚えていますか?(このブログでも何度か言及していますよね。)
未来の自分から、今の自分を見つめる事です。
しかし、緊張している時にそんな余裕があるとも思えません。(じゃあ、例として出すな!ですかね。まあ、もちついて、、、。しかし、結論はここです。)
「緊張するのは無理もない」と思うことも一つです。(ある意味で諦めてしまう方法です。コツは完全に諦める事です。)
また、「緊張が出来ている」(?)ということは、実は逆説的に「リラックスすることも出来る」ということに気がつく事です。
その為には、緊張の度合いを強めてみる事です。
物理的には、息を止めて肩を引き上げて、ギューっと力を入れてみます。
そして、吐いてみるのです。(あ、息をですよ^ ^)
緩めようとする必要はありません。ただ、「力を入れて息を止めること」を「やめる」だけです。
数度やってみることです。
そして、やっている自分を部屋の上から見つめているイメージをします。
やる前よりも、比喩ですが1ミクロンでも緩まるのが分かると思います。(「緩んだ」と内省言語を意識に上げることですよ。R揺らぎです)
これは、ホメオスタシスを利用しています。
ホメオスタシスフィードバックです。つまり、緊張しようしようと思う事でホメオスタシスは逆にいこうとするのです。
何故なら、ホメオスタシスには思想はありません。ただ現状維持しようというプログラムです。
ハンドルを右に切れば左に、左に切れば右にフィードバックの力がかかるというプログラムです。
エアコンのサーモスタットと同じです。
実は、気功でストレッチをするときも、この作用を利用します。
そして、先に言いましたが「緊張してしまう事は、致しかたない」とあきらめることも一つです。
時間や日が経てば自然に緊張は解けます。プリンシプルにしたがうのです。
時間が解決することです。
そして、未来の臨場感に生きるという勘違いをどんな時でも続けて下さい。
モチベーションも同じです。モチベーションが上がりません。
どうしたらモチベーションがあがるでしょうか?という答えには、時に僕はモチベーションなど必要ありませんと答えます。
だって、モチベーションって何ですか?でしょう?
何かするのに、モチベーションなど別に必要ありません。
自分が決めた抽象度の高いゴールを目指す時に、モチベーションという概念は不要です。
モチベーションなど要りませんし、緊張するかリラックスするかなど不要です。
そう、思う事も方便の一つということです。(方便どころか、ひとつ抽象度をあげているのですが)
大切なのはゴールの臨場感に生きる事です。
まさ^^/

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